4つの方法を、同じ6つの質問で比べます。
契約の前に、1ページに並べて確認してください。
| 質問 | 正社員採用 | SES・人材派遣型 | 固定価格の契約(SOW) | ラボ型チーム |
|---|---|---|---|---|
| 何を買うのか | 恒久的な人員 | 稼働時間、または人数 | 範囲を定めた成果物 | 成果と、チームに加わる開発力 |
| 誰が作業範囲を決めるか | 貴社 | 貴社の管理職 | 委託先のPMと、貴社の責任者 | 実際に開発するエンジニア自身 |
| 最初の変更が本番に出るまで | ある1社の例では、4〜6か月の採用期間の後 | 候補者の経歴書のやり取りに数日から数週間 | まず契約範囲の交渉に数週間 | 約2週間でチームを編成。5日目までに最初のプルリクエスト |
| 費用 | ある1社の採用市場では、シニア1名あたり諸費用込みで年間$195,000〜$220,000 | 稼働時間に応じた請求、または月額の人数単価。金額は各社が決めます | 範囲に対する固定料金。エージェントは$8,000〜、スプリントは$25,000 | エンジニア1名あたり月額$3,000〜$7,500 |
| 18か月後に誰が持っているか | 貴社のチーム | その時点で配置されている人 | 誰もいないことが多い。契約は終了しています | 計画された引き継ぎ、またはマネージド運用 |
| よくある失敗 | 埋まらないままの採用枠 | 書き直すことになるコード。AIの専門性の不足 | 本番稼働に至らないデモ | 名前だけがラボ型で、実態は人員の提供。評価(eval)も運用手順書もない |
「SES・人材派遣型」は、英語でスタッフ・オーグメンテーション(staff augmentation)と呼ばれる形を指します。エンジニアの稼働を時間や人数の単位で提供する形で、日本ではSES(準委任)や人材派遣がこれに近いものです。「固定価格の契約(SOW)」は、範囲と価格を先に決める契約で、日本でいう請負型に近い形です。このページは開発の進め方を比べるもので、契約形態の法的な区分を説明するものではありません。
Gigabitの数字は公開している料金です。採用に関する数字は、米国のHRテック企業の導入事例にある1社のもので、市場の平均値ではありません。SES・人材派遣型の単価は会社によって異なるため、記載していません。
どの方法にも、適した場面があります。
正社員を採用する
適している場合AIが製品の中核で、開発が途切れず続き、実際に採用枠を埋められる場合。
適さない場合採用枠が空いたまま、ロードマップがすでに遅れはじめている場合。
SES・人材派遣型
適している場合機能しているAIのロードマップと、レビューできるシニアが社内にいて、足りないのが判断ではなく手である場合。
適さない場合社内に、AIエンジニアの仕事を評価できる人がいない場合。管理すべき問題をもう1つ買うことになります。
固定価格の契約(SOW)
適している場合対象の業務フローが1つに定まり、成功を測定でき、終わりのはっきりした定額の契約にしたい場合。
適さない場合契約の範囲がデモで終わり、「運用は貴社のチームで」とだけ書かれていて、担当者が決まっていない場合。
ラボ型チーム
適している場合シニアのAIエンジニアがいますぐ必要で、対象が複数のシステムにまたがり、いずれは自社で持つつもりの場合。
適さない場合必要なのが、範囲の明確な小さな自動化1つである場合。その場合は、固定価格のエージェントとしてご依頼ください。
ラボ型と採用を、実際の数字で比べます。
シリーズBの米国HRテック企業で、シニアの採用枠2つが4か月間埋まりませんでした。
200件を超える応募、40回の電話面接、3件の内定辞退を経て、同社は採用の代わりにGigabitのエンジニア3名をチームに迎えました。費用は月額$14,400です。スプリントのベロシティは34ポイントから78ポイントに上がりました。導入事例を読む
当社を含め、どの依頼先にも使える確認方法があります。作業範囲を決める人、実際に開発する人、公開後に責任を持つ人を、名前で答えられるかどうかです。答えられないなら、資料に何と書かれていても、実態はSES・人材派遣型です。一方で、機能しているロードマップがあり、足りないのが手だけであれば、SES・人材派遣型は正しい選択です。
ラボ型開発、SES・人材派遣、採用についてのご質問
ラボ型開発とSES・人材派遣は何が違いますか?
SES・人材派遣型が提供するのはエンジニアの稼働です。何を任せるかを決め、チケットの進み具合を管理するのは貴社です。ラボ型チーム(エンベデッドAIチーム)では、担当者の決まったシニアのチームが、貴社のスプリントボード、Slack、リポジトリの中で作業範囲を決め、開発し、成果に責任を持ち続けます。評価(eval)、運用手順書、公開後の運用を誰が担当するのかを依頼先が名前で答えられないなら、それは呼び方を変えたSES・人材派遣型です。
エンベデッドAIチームとフォワードデプロイ型のエンジニアは同じものですか?
Gigabitでは同じです。フォワードデプロイ型は、エンジニアの働き方を表す言葉です。壁の向こうから成果物を渡すのではなく、お客様のシステムと開発プロセスの中に入って働きます。エンベデッドAIチーム(ラボ型開発)は、その形でご契約いただくサービスの名称です。
ラボ型開発の費用は、正社員の採用と比べてどのくらいですか?
エンベデッドAIチームはエンジニア1名あたり月額$3,000〜$7,500で、2〜4週間のトライアルがあり、契約期間の縛りはありません。米国のHRテック企業1社の例では、エンジニア3名で月額$14,400、年間$207,600でした。同等の人員を米国で採用した場合は約$600,000です。最初のプルリクエストは5日で出ており、4〜6か月の採用期間を待つ必要がありませんでした。
ラボ型ではなく、固定価格の契約を選ぶべきなのはどんな場合ですか?
対象の業務フローが1つに定まり、成功を測定でき、終わりのはっきりした定額の契約にしたい場合です。たとえばGigabitのAIエージェントは$8,000からの定額です。まだ診断が必要な段階であれば、$25,000・2週間のAIトランスフォーメーション・スプリントがあります。対象が複数のシステムにまたがり、1つの成果物ではなく技術力を社内に移したい場合は、ラボ型チームを選んでください。
公開から18か月後、AIシステムは誰が持つべきですか?
契約の前に決めておいてください。SES・人材派遣型では、その時点で配置されている人に委ねられます。固定価格の契約は、契約の終了とともに担当者がいなくなることが多くあります。ラボ型チームは、貴社のチームへの引き継ぎ、または月額$3,000〜$20,000のマネージド運用への移行を前提に設計します。正直な答えが「まだ誰もいない」であれば、構築だけで終わる契約は結ばないでください。
18か月後に誰が持つのかを、書き出してみてください。
対象の業務と、その1行をお聞かせください。どの方法が合うかをお伝えします。当社以外の方法が合う場合も、そうお伝えします。


